宇宙ミュージアムTeNQ館内に散りばめられている“宇宙の豆知識”

こんにちは、宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)の渡邊です。TeNQのコラムも3回目となりました。


今回は、TeNQ館内に散りばめられている“宇宙の豆知識をご紹介します。

「宇宙の香りってどんな香り?」

今まで、「宇宙ってどんなにおいがするんだろう・・・」と想像したことはありませんか?

諸説ありますが、ある宇宙飛行士は「何かが焦げたような独特の匂い。宇宙空間に曝された宇宙船の物質が化学反応を起こした匂いかもしれない」と推測しました。

一方、アメリカのある宇宙飛行士は「甘い金属のよう。重機を修理していた学生の夏を思い出す」とのこと。

研究者たちによると「天の川銀河の中心に発見した『ギ酸エチル』は、ラズベリーのような甘い果実臭がある…」とさまざまな意見があります。

TeNQではそんなお話を元にして独自で配合した「TeNQ式・宇宙の香り」も展示しています。(少し甘酸っぱい香りです。)

さらに「宇宙の香り」をイメージしてつくられた商品もあります。

船外活動をした宇宙服が宇宙船に戻ると、ラズベリーとパイン、金属を混ぜたような香りがするという説があり、そんな香りをモデルにアロマセラピストが調合したルームリフレッシャー、アロマオイルや、フルーツに多く含まれている「ギ酸エチル」という成分をもとに作られた入浴剤など。
TeNQ宇宙ストアでもお取り扱いしていますので、持ち帰りたい!という方にはこちらもおすすめです。※「TeNQ式・宇宙の香り」とは異なります。

ちなみに、国際宇宙ステーション(ISS)は「体育会系の部室のにおい」や「閉めきっていた部屋のモワッとした感じ」などの感想があるそう。

なんとなくイメージできそうですよね。

原因は汗に含まれる有機物等と考えられており、様々なにおい対策の研究が行われています。

宇宙ではお風呂に入ったりシャワーを浴びたりできないので、消臭機能のある服も開発されているそうですよ。

「もしも隕石が落ちていたら?」

もしあなたの家の前に、隕石が落ちていたら・・・それは誰のものでしょうか?

日本では、最初に拾った人が所有権を主張することができます。

でも、もし隕石がほかの誰かの私有地に埋まっていたら、それは土地の所有者のものとされます。

埋まっていない場合は拾った人の所有になりますが、まず他人の土地に勝手に入ることができないので、土地の所有者以外が拾うのは難しそうですね。

でも、もしあなたが隕石を見つけたら…それは貴重な宇宙からのサンプルです。何が潜んでいるかわかりませんので、すぐ触らずに専門家に連絡しましょう!

「隕石を発見したら自分の名前をつけたい」と思う方もいらっしゃると思いますが、残念ながらそれは難しそうです。
隕石の名前は、地名にちなんだ名前がつけられることがほとんどです。

ですが、小惑星は基本的に発見者に命名権があります。
『宇宙兄弟』の物語では欠かせない、小惑星「シャロン」もその1つですね。 あなたが小惑星を見つけたら、どんな名前をつけたいですか?

TeNQ館内イマジネーションエリアにあるキューブや小窓には、こんな宇宙の雑学・読み物が散りばめられています。気になる方はぜひ隅々まで読んでみてくださいね!

おしらせ

TeNQでは、月関連のイベント続々開催予定!開館5周年イベントも♪

●TeNQ 5th Anniversary Campaign

2019年6月28日〜9月1日まで開催中!TeNQ開館5周年イベント
※画像をタップするとイベント詳細(外部サイト)に移動します

●月のレゴリスプロジェクト

2019年7月19日〜9月1日まで開催!TeNQイベント「月のレゴリスプロジェクト」
※画像をタップするとイベント詳細(外部サイト)に移動します

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